左官とは? Sakan?

左官とは、「コテ」という道具を使用し建築物の壁や床などを「塗る」技術のことをいいます。

左官の歴史は古く、昔は建築系の職人を「さかん」といわれ、いわゆる今で言う大工のことを指しました。

近年では建築の多様化に伴い業務に変化が起こり、左官は伝統的な日本建築の仕上げ作業などを請け負うようになりました。

そのため「大工」は建築物の構造や造作物の組み立て、「左官」は土やセメントなどを使い、「塗の技術」で構造物を仕上げるという役割に変わりました。

塗り壁のメリット

左官とは-継ぎ目ない
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一体感ある継ぎ目のない壁面

壁紙とは違い継ぎ目がありません。
部屋の壁面に統一感が生まれます。
見た目だけではなく、機能面でも塗壁を選ぶメリットはたくさんあります。

左官とは-耐火性
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耐火性のある塗壁

天然の土や砂、泥などを主な原料とするため燃えにくい特徴があります。

左官とは-調湿性
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調湿性能が優れている壁

自然素材の塗壁ならではの特徴で、湿度が高くジメジメしている時は塗壁が湿気を吸い、反対に湿度が低く乾燥している時は湿気を吐き出し、部屋の湿度を快適に保つようにコントロールをしてくれます。
また塗壁には寒い時期の暖房による結露から発生する、カビやダニの発生条件を減らせる結露対策にもなります。